転職では多面的なキャラクターを面接で見せろ

3.転職におけるキャラクターデザイン

あなたは個性がない、自分の意見がないと言われ、傷ついた経験はないだろうか。

実は転職活動においても個性を積極的に魅せることが求められている。

ここでは、
そもそも個性とは何か。そして個性を面接で表現するための技法を講義致します。

3-1.個性的とはそもそもどういうこと?

個性的とは、内面で言えば

自分の考え方、価値基準を持っている。
または一般的とされる考えより独特な思考で物事を考えていること。

外見で言えば、

身長が高く、手足が短い。身長が低くて手足が長いなど。

簡単に言えば、「その人らしさ」ということだろう。

アニメや漫画では特に個性というものが特徴的にキャラクターに描かれることが多い。

魅力的なキャラクターがいるアニメはまた多くの人を魅了して、ファンを作る。

wikipediaにおいては、キャラクターをこのように定義している。

「キャラクター」の語源である英語の「character」という語の本来の意味は、「特徴」「性質」であり、元の語源はギリシャ語で「刻まれた印、記号」。

キャラクターには必要に応じて外見的特徴や内面的特徴(具体的には体格、服装、職業、経歴、特技、欠点、口癖など)が設定される。

(1)設定とは、性格、年齢、出身、言語、性別、好きなもの、考え方、恋愛対象、過去・・・など、キャラクターの定義です。

(2)外見とは、見た目の特徴です。身長、体重、髪型、目の大きさ、鼻の形、服装・・・などです。

(3)エピソードとは上記を表現する行動です。物語の中でキャラクターを説明するためには、このエピソードを使います。

 

つまり、キャラクターとは、特徴や性質が刻まれた存在ということです。

魅力的なキャラクターには必ず物語があります。

この背景描写が足りない物語は、視聴者に対して共感をさせる力が弱く、

感情的にのめり込めるスキを与えず、物語としても非常に淡白なものになりやすいのです。

 

アニメや漫画の物語を、私たちは何を目的に見ているのでしょう。

それは、誰かの物語を追体験するためですよね^^

しかし、その追体験が変化もない、葛藤もない、背景も何もない退屈なものだったらどうでしょう。

その映画を2度と観たくない、観るんじゃなかったと後悔しませんか?

もしくは印象にも残らない空白の時間になり得ますよね。。

 

転職の面接も実は一緒なのです。

コピーやテンプレートで作られたストーリーは、一体誰を楽しませることができるというのでしょうか。

 

魅力的な転職者は、

光る特徴と、その特徴を得た背景を持っているのです。

 

そして、その特徴を得た背景や、志望の理由に至った背景の葛藤の物語に、

面接者は感動し、共感し、面接通過の印を押すのです。

3-2.個性とは、表現して初めて個性になる

上記で話した通り、あなたは面接において物語を語る必要があります。

そして、その物語は、平面的なあなたの特徴を語るのではなく、

立体的にその特徴や動機を持った背景を表現することが、重要なのです。

これをキャラクターの3D化と言います。

 

あなたは友達が多い方ですか?少ない方ですか?

あなたはよくお酒を飲む方ですか?飲まない方ですか?

あなたはリーダー気質ですか?フォローが得意ですか?

人は万人が万人違う特徴と背景を持っています。

 

世界に一つだけの花にもあるように、個人というものはそれ自体がオンリーワンですね^^

 

もちろん、あなたはナンバーワンにも、オンリーワンにもなる必要はなく、

そもそも別に競う必要もなく、個性的である必要性も、生きている上ではないかもしれません。

 

100年経ったたらここにいる皆寿命が来るのですから、楽しんだものがちなのです、人生というのは。

 

楽しさを感じるポイントは違いますし、

人とはとても自由な存在であり、1人として本当に同じ人はいないのでしょう。

ただし、転職の面接となるとそうとはいかないのです。

 

差別化を測るという言葉をマーケティングの講義や、仕事の中においても聞いたことがあるかもしれません。

その作業が転職においても求められているのです。

 

ちょっと待てよ。もともとオンリーワンだからそんなもの必要ないじゃん!

十分個性的じゃん。

 

と、思うかもしれません。

実は、転職においてはオンリーワンであることを証明しなくてはオンリーワンになれないのです。

もっと言えば、

オンリーワンと自分で思っているだけでは、採用されないのです。

意地悪なことを言いますが、あなたは転職市場において本当に個性的でオンリーワンの存在なのでしょうか?

義務教育で習ったことは一緒。

大学でいた学部には何万人と同じ講義を受けた卒業生がいる。

 

会社での仕事は同じことをやっている人がいるし、もちろん他の会社でも何万人と誰かが同じようなことをしています。

会社が違えど、身につく力というのは大体同じようなものであるのです。

 

・ものを売る力。

・人と交渉する力

・プログラミングする力

・文章を書く力

・何かをデザインする力

・マネジメントする力

 

あなたはどのように個性的なのでしょうか?

みんなと同じではないのですか?

 

 

もし、あなたがものを売る力を活かしたいと考えていたとします。

しかし、面接において自分の個性を語ること、そしてその個性を身につけた背景描写の表現を怠ってしまった。

すると、ものを売る力がある他の転職者となんら変わりのない平面的な薄い存在に成り下がってしまうのです。

 

また、PRポイントはみんなが本当に同じことを言います。

1000人いても、10通りに分けられるくらいでしょうか。

 

つまり100人に1人が同じことをPRする結果、

全員が同じようなことを言いながら、その中でナンバーワンを目指している状況が転職活動にはあります。

 

少ないパイをみんなで奪い合っているのです。

 

転職においては、綺麗事ではなく、ナンバーワンにならなくてはいけません。

そしてナンバーワンになるために必須なのが、オンリーワンの証明なのです!

 

なぜなら、オンリーワンの証明に力を入れることで、少ないパイの席を取ろうとする

効率の悪い競争から、あなたが欲しいと思われる一人勝ち状態に持ち込むことが可能だからです。

 

転職においては、

自分がオンリーワンであるエピソードやストーリー、そしてキャラクターを、

デザインして表現することで、初めてオンリーワンと他人に認知されるものなのです。

 

あなたはもともとオンリーワンです。あなたは間違いなくオンリーワンです。

しかし、あなたがオンリーワンだと証明する能力が面接では求められるのです。

証明しなくてはオンリーワンにはなれない。

そこがミソであり、私が言いたかったポイントなのです。

5-2.個性的なキャラクターになる方法

個性的なキャラクターになるには、いくつかの方法があります。

それは実はとっても簡単なことなのです。

それは、自分にしかない背景を語るということ。

これだけです。

それはコピペや、テンプレート思考のような偽物の背景ではいけません。

あなたが本当に体感して得た想い、その思いに至るエピソードを面接において語るのです。

 

・志望動機

・やりたいこと

・辛かったこと

・退職動機

 

ただ事実を話すだけでは何も面接官には刺さりません。

これだけを面接官に訴えても、何の面白みも、個性も伝えられないのです。

 

志望動機なら、

あなたは現状の大学に対する思いを持った背景エピソードを語りましょう。

どう捉え、どう感じたのか、あなたの気持ちをデザインして表すのです。

 

人間は感情的な生き物で、

人間は大切な決断をするとき、論理ではなく感情で動くのです。

 

好きの根拠を、統計に基づいたエビデンスで示されても、

あなた馬鹿なの?ってなりますよね^^

 

あなたの背景を語ることが、

あなたが最も個性的なキャラクターとして面接官に認知され、採用の感情を揺さぶる方法なのです。

 

これはあなたに素晴らしい功績があろうが、なかろうが関係ありません。

あなたがどう感じたのか。それをデザインして表現することが、

最強の差別化なのです。

 

実績がなくたって大学職員にはなれるのです。

3-3.個性を彩る方法1:あなたが大切なものへの愛を語れ

次に背景とは別に個性を出す方法をお話しします。

それは、あなたが大切にしてきたものへのエピソードを語ることです。

例えば、こういう質問。

・あなたが仕事において大切にしている価値観は?

・あなたが尊敬している人はいますか?

 

こういう解答をなぜ面接者が求めているのか。

それは、人間性が垣間見れるからです。

答えなどないですし、どう答えればいいかなど考える必要はあまりありません。

むしろノウハウ本に書かれているような正解を求めるのは禁止です。コピペは厳禁です。

私からのアドバイスは、その価値観や人を大切に考えるようになった根拠を語ることなのです。

それが答えですし、それが個性なのです。

 

あなたが何かの物事を愛し、または人を大切にするようになった理由。

その都度感情を激しく突き動かされたエピソードがあります。

そのエピソードこそ、人間性を形成してきた大切なパズルピースです。

そのパズルピースを面接者に見せてあげなくてはいけないのです。

 

それこそが、あなたに確かなブレない芯がある証明となるのです!

受験のように正解はないのが、転職です。

それは最初やりづらいように感じ、正解を求め転職本のテンプレート通りの言葉を

使いがちですが、勇気を持ってそれをやめましょう。

そのうち、逆に、個性を発揮することで転職活動をする気持ち良さが、

あなたにも分かるはずです。

3-4.個性を色取る方法2:趣味を自信満々に語れ

趣味から何が分かるのか。

わかりません、もしかしたら話のクッションとも言える質問です。

しかし、実はこのクッションはとても大切な仕事をしてくれます。

 

それは、あなたを3D化し、人間らしく見せてくれるのです。

面接は、自己PRや退職動機に力を入れるばかり、気張った時間が流れやすいものです^^

あなたは口を真一文字に縛って、質問に答えられるよう緊張を続けています。

しかし、その強張った平面的なあなたしか表現できないのは非常にもったいない。

あなたはそんな真面目が取り柄だけの人間ですか?

真面目を取り柄に生きて来たのですか?

 

違いますよね^^

人は実に多面的です。

多面的であればあるほど良い。そこにギャップを感じるのです。

その多面的なあなたの魅力を語れる時間こそ、趣味を語る時間なのです。

 

だから、趣味を嘘ついてはいけません。

 

映画鑑賞?

嘘ですよね?

読書?

どんだけ真面目なんだ笑

 

あなたが楽しむためにやって来たことを語ればいいのです。

それが全くできない人が多すぎる。

自分の裸を見せることに近いのが趣味なのかもしれません。

本当に好きでやっていることが、隠す傾向にある。

 

もったいないです!

ぜひ、あなたが5時間語れる趣味、面接者に笑顔で語ってみてください。

大丈夫です。

嘘の読書や映画鑑賞よりも、あなたは心の底から良い顔で語れるはずです。

緊張を解く効果もありますし、何より面接官にあなたの魅力が伝わる良い時間になるに違いないでしょう。

 

また、

できれば、他の質問への布石としてタネを蒔くということも余裕があればしてみてください。

趣味をきっかけに感じた感情が、自分の価値観を築き、志望動機に至ったなど。

または、趣味の挫折をきっかけに前職についたなど。

うまく紐付けすると、軸がぶれない、芯がある人というイメージを形成することができるのです。

 

以上で、SCEMS(スキームス)の法則の、キャラクターの講義を終わります。

お疲れ様でした!

次はエネルギー(熱量)です。

→転職の面接では情熱を表現しなければ不採用