クレヨンしんちゃんに学ぶコンプレックスとの向き合い方。

あなたは、人間関係において、
自分が持つコンプレックスの話になると、
焦り、またはおどおどしたり、
落ち着きがなくなるといったことはないでしょうか?

そして、コンプレックスのために、
孤独になっていませんか?

このコンプレックスとの付き合い方を転職前に考えてみるだけで、
転職先での人間関係、ひいては、プライベートの人間関係全てにおいても、
あなたを前面に打ち出したストレスのないコミュニケーションをすることが可能です。

コンプレックスとの向き合い方を、
今回はクレヨンしんちゃんから学びましょう。

アニメや漫画から学べることはたくさんあります。
人間というのは、どうしても自分の本心や弱い部分を見ようとしないために、
物事の本質から目をそらして生活を送る部分を否めません。

しかし、漫画や映画というのは、
その主役のストーリーを疑似体験することで、
自分では見ることができていなかった本質を見ることができるのです。

今回学ぶ題材が、
映画クレヨンしんちゃんの『爆睡ユメミーワールド大突撃』です。

ストーリーの概要は、アマゾンより引用しています。

◎内容◎
ある夜、それぞれに楽しい夢をみていた野原一家は、いきなり大きな魚に飲み込まれるという不思議な夢を見た。
その日をきっかけに、街じゅうの人たちが、眠ると見たい夢が見られる世界“ユメミーワールド”に行けるようになる。
楽しい夢に夢中になるしんのすけたち。しかし、ユメミーワールドは次第に悪夢しか見られない恐怖の世界へと変わっていく。

そんな時、しんのすけの幼稚園にサキという女の子がやって来る。
みんなが友だちになろうとする中、誰とも打ち解けようとしないサキ。
カスカベ防衛隊はサキに仲間になろうと声をかけるが、サキにはある秘密があるのだった……。

しんのすけたちはみんなの夢を守ることができるのか! ?

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しんのすけ達がいる幼稚園に突然現れた転校生のサキちゃんは、
コンプレックスを抱えて生きています。
(髪色が紫なのがサキちゃんです。)

それは、親を殺してしまったというものです。

サキちゃんの親は研究者でした。
研究所への立ち入りは危険なので、やめなさいと注意されていたのですが、
それを守らず、入ってしまい、不慮の事故をサキちゃんが起こしてしまったのです。

サキちゃんが気づくと、母親はサキちゃんを守り、亡くなりました。

サキちゃんは母親に恨まれているという妄想に飲み込まれ、
その事実を避けるように生きてきたのでした。

コンプレックスから逃げて生きてきたサキちゃんは、
人間関係において、完全に孤独となり、

幼稚園では、友達が一人もできない。
そんな状態がずっと続くのです。

そして、

映画では例のごとく、しんのすけ率いる春日部防衛隊が、
サキちゃんをそんな悪夢から救おうとします。

そして、クライマックスではいよいよ、
サキちゃん自身が自分の中に閉じ込めて見ないようにしていた、
母親を死なせてしまったというコンプレックスと向き合うことになるのです。

サキちゃんは、悪夢に飲み込まれそうになりますが、
しんのすけの母であるみさえに、親は子供を愛している。
ということを諭され、

自分と向き合い、コンプレックスを受け入れることに成功したのです。
サキちゃんは、自分の中のコンプレックスを、
見ないようにしたり、今までのように暴力的に退治しようとするのではなく、

自分の中にずーっといていいよ。
と、コンプレックスと共存することを受け入れたのです。

サキちゃんはコンプレックスを思い出したくないために、
それに蓋をするように心を閉ざします。

しかし、コンプレックスと敵対して、それを受け入れまいとすることは、
ストレスなのです。
コンプレックスに蓋をして閉じ込めることは、
まず、自分自身に信じられないダメージが蓄積されるのです。

私の例ですが、
私はニキビに相当悩んで大学生時代を過ごしてきました。
肌が綺麗だった自分のプライドを捨てられず、ニキビが顔中にある自分を
受け入れられませんでした。

「肌綺麗な人、羨ましいよねー」という話をすると、
私は頑なに、「うん」と頷けませんでした。

私だって本当は綺麗だもん。
そういう思いがあったのです。

しかし、そのように今の肌が汚い自分を受け入れられない私は、
どんどん性格がひねくれていきました。

友達や親戚にも会いたくない。
教室に行きたくない。
アルバイトにも行きたくない。

会話をしているときだって、人の目が怖くて見れません。
自分のニキビを見られている相手の目を見るのが怖いからです。

相手の目も見て話せない私は、
とても友達や家族からしたら、つまらない存在だったと思います。

自分から望んで拒んだような孤独ですが、
実際には多くの人に見捨てられるように私は孤独になっていきました。

カミングアウトの何が気持ちが良いのか?
それは、本当の自分を受け入れてもらえたことに対する安堵感。

そして、偽りの自分を捨てられた解放感です。

コンプレックスを隠している人にとって深いダメージが、
偽りの自分が賞賛されていることへの苦しみなのです。

クリームを塗ってニキビを隠していたときもそうでした。
コンプレックスを隠していると、
本当に肌が綺麗な人を目の前にしたとき、居ても立っても居られなくなるのです。

それは、悔しさであり、相手がまぶしかったり、
いろんな感情があるのですが、
まとめていうなら、とにかく苦しい。

自分を化粧という道具で騙し、
本当は人と笑顔で喋りたいのに、目も見れないし、

望まれない形で孤独になっていく。

それが本当に苦しい。

映画の中でサキちゃんはそのストレスにより、
髪の毛が白髪になっています。

コンプレックスというのは、

あらがうと、
自分が苦しみに飲み込まれ、
他人へも負の影響をもたらし、他人をイライラさせ、

最終的に、
世界から孤独化していくのです。

だから私達は、コンプレックスを優しく受け入れ、
共存して生きていくことが求められるのです。

話し合いで解決できない世の中です。
国と国はまだ戦争を行なっているし、
一方が対話を望んでいても、他方が望まなければ、
平行線をたどったまま。

しかし、コンプレックスは他人ではありません。
自分です。
他人ではなく、
自分の中にいるコンプレックスとは、
対話は可能なのです。

あなたが人に言えないコンプレックスというのは、
きっと深く根強く心に根を降ろしていると思います。

しかし一度、その心深くの根をたどって行き、
心の中にいる緊張しきって疲れている
コンプレックスという自分の片割れを優しく受け止めましょう。

すると、何が良いのか?

コンプレックスが、すぅーーーっと消えていくのです。
自分にとってマイナスだったエネルギーが、
温かいエネルギーへと変わるのです。

私の友達の例ですが、
私の友達は、高校からアトピーに苦しんでいました。
友達は、自分だけ何故こんな目に合わなくてはいけないのかと悩んでしました。

毎日アドピーの薬を塗るのです。

しかし、あるときアトピーである自分を受け入れ、
皮膚に薬を塗るのをやめました。

すると、アトピーがみるみるうちに良くなったのです。
薬をやめたら綺麗になるなんて、嘘だろ?と思うかもしれませんが、
体の異変は、ストレスが原因のものが多いから、
このようなことがあるのです。

今、現在アトピーである自分を受け入れ、
そういう自分でいい、俺の心の中にいていいと、
アトピーである自分と対話したことで、

コンプレックス自身も、居場所のなかった苦しさを消化して消えていき、
最後には、アトピーを治してくれるという、光さえくれたのです。

私もニキビで悩んでいることを
隠さなくなってからのニキビの治りはあっという間でした。

何より、
楽しく人と毎日会話できる気持ち良さを味わうことができるようになりました。
人と目を見て、会話に集中でき、
コンプレックスも面白いネタに消化できる。
とても嬉しかったのを覚えています。

コンプレックスを消化したことで、再び世界とリンクできた、
そんな感じです。

コンプレックスを攻撃せずに、受け止め、
共に生きていくというのは勇気がいります。

けれど、コンプレックスを打ち明けることで、
多くの人とリラックスした状態で会話ができるようになります。

会話自体にも集中できるので、会話自体が楽しくなるし、
話しが勝手に弾むのです。

それは、コンプレックスを隠していきていく価値よりも、
大きな価値だと私は信じています。

人は皆孤独ですが、
自ら孤独を追いかけてはいけません。

コンプレックスは受け入れなければ孤独を助長し、
あらゆる面においてストレスになる私達にとって敵ですが、

サキちゃんのように、
受け入れ共存することを選択し、
居場所を優しく作ってあげれば、
あなたに笑顔をもたらしてくれるパワーになるのです。

ぜひ、転職の前にコンプレックスと対話をして、
受け入れること。
そして、家族や友達からでも打ち明けてみるといいと思います。

あなたの転職先での周りの評価は、
暗くて話が弾まない、という評価から、
明るくて毎日話がしたい、と評価は変わることでしょう。

勇気を出して、チャレンジです。
一歩踏み出せば、
コンプレックスは、あなたの武器に早変わりです。